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新設ダム9割 流木対策

 2018年7月の西日本豪雨から5年たった。7月4日の読売新聞朝刊に次のような記事があった。

 西日本豪雨で被害拡大につながった流木への対策を施した砂防ダムが、広島、岡山、愛媛の被災3県で計147基整備され、新設ダムの9割に上ることが読売新聞の調査でわかった。水は止めず流木をくい止める「透過型」などと呼ばれるダムで、近年相次ぐ豪雨被害を教訓として被災地を中心に導入が進んでいる。

 7月上旬は、梅雨の時期でも一番大雨の降りやすい時期である。流木対策は進んでいるようだが、今年の大雨でもすでに大きな被害が発生している。多くの課題がまだまだあると思われる。政府の対応にも期待したい。