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テレビ番組「タモリステーション』

昨日12月15日、ABCテレビ午後8時からのタモリステーションを見た。

テーマは、「今沸騰する地球」で、内容は以下のとおりだった。

世界を襲う異常気象

猛暑・干ばつ・洪水・竜巻・大豪雪・暴風雨

なぜ急増・・・現地検証!

ハワイ・カナダ山火事緊急取材、気候変動の負の連鎖・・・地球の限界が・・・!?

私たちにできること

 

〈感想〉

山火事で発生する火災積乱雲が川の対岸へも火の粉を運び、急速に燃え広がること、異常気象は

偏西風の蛇行が強くなることで発生するが、それを実験で見せてくれて、温暖化で北極の気温が上昇し、と赤道地域との気温差が小さくなっていくと、蛇行が発生しやすくなるという説明があった。

冬季、大雪をもたらすJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の観測の様子も示され興味深く視聴した

温暖化で日本海の海水温が高くなると、日本海北部の低温の部分との境界域に下降気流が発生し、その気流はJPCZの部分に流れ込んで上昇気流を強め、雪雲をさらに発達させるメカニズムは興味深かった。

ただ、JCPZを線状降雪帯ともいうと言っていたが、「線状降雪帯」という正式用語があるかどうか、疑わしい。

今は、二酸化炭素排出削減で、地球崩壊を防ぐことのできるギリギリの段階だと説明されていた。